みなさん、こんにちは!
卵のネット販売の店長をしております、岩と申します。
卵を割ったとき、白身が濁っていたことはありませんか?
本来透明な白身が白く濁っていたら気になりますよね。
古い卵なのかと思ってしまう方も多いことでしょう。
実は正反対!むしろ濁っていたら新鮮な証拠!
産まれ立ての卵白には炭酸ガスが多く含まれています。
ところが時間の経過とともに目に見えない小さな穴を通り、
二酸化炭素が卵の外へ……そして透明な状態に変わるのです。
この二酸化炭素、気温の低い冬場は抜け方がスローペースに。
だから冬になるとまれに濁った卵白を見ることができるんです。
少し専門的な話になりますが卵白には2種類あります。
- ・濃厚卵白 …… 卵黄の周り粘りのある濃い成分
- ・水溶卵白 …… 透明色で粘りやコシが弱い成分
ただし産卵後、炭酸ガスが抜けると濃厚卵白は徐々に弾力を失い、
水溶卵白と同じようにコシの弱い成分へと変わっていきます。
実はこの炭酸ガスが抜けた卵のほうが、美味しいのです!
ゆで卵を作る際、殻がむきにくい経験はありませんか?
これこそが卵白の中に溶け込んだ炭酸ガスの仕業です。
ゆで卵は少し古い卵を使うほうが美味しくなります!
卵の性質を知って上手に利用してくださいね。
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