みなさん、こんにちは!
卵のネット販売の店長をしております、岩と申します。
生のまま、茹でる、焼くと料理のレパートリーが幅広く、
価格も手ごろな卵は頼りになる食卓の味方ですよね。
卵は栄養豊富だということはご存じかと思いますが、
卵の黄身と白身って栄養はどっちが多いの?と、
疑問に思ったことはありませんか?
今回は私たちの健康をサポートしてくれる卵の栄養について、
黄身と白身に分けてそれぞれの栄養素もお伝えします。
卵の黄身に栄養が集中しています!
卵の黄身と白身、どちらのほうが栄養を多く含むのでしょうか?
結論から言えば、黄身に軍配が上がります。
特に注目すべきが卵の黄身に含まれる栄養の脂質。
卵黄に含まれる脂質の主成分はリン脂質と呼ばれるもの。
リン脂質は、脳や細胞膜、神経組織などを作る重要な材料。
私たちの健康を保つには欠かすことのできない成分なんです。
リン脂質は大豆やレバーなどの食材にも含まれていますが、
含有量を比べると卵黄が圧倒的に多く、なんと大豆の約3倍!
しかも卵黄は、ビタミンやミネラルも豊富です。
特に多く含まれているのが疲労回復を助けるビタミンB群。
目や粘膜などの健康を保ってくれるビタミンAも多く、
強い骨作りに役立つビタミンDも豊富に含んでいます。
カルシウムやリン、鉄などのミネラルもたっぷり含むので、
身体の調子を整え、元気な身体へと導いてくれますね。
卵の白身はたんぱく質が豊富!
ここまで見てきたように卵の栄養は黄身に凝縮されています。
では、卵の白身には栄養はないかといえばそれは違います!
白身はどろどろした質感からも分かるように主成分は水分。
比率で言うと、全体のうち約90%。ほとんど水分です。
でも、残りの10%には大切な栄養が含まれています。
その正体は……そう、たんぱく質です!
ゆで卵にしたときに白く固まることからも分かるように、
白身はたんぱく質をたっぷりと含んでいるのです。
黄身にもたんぱく質は含まれていますが、
卵1個の内訳なら、たんぱく質が多いのは白身。
たんぱく質は、私たちの筋肉や骨はもちろんのこと、
皮膚・髪の毛・爪、そして血液などの材料になる栄養です。
良質なたんぱく質を、十分に食べ物から摂取したいものですね。
卵の黄身と白身、栄養価を比べると黄身の勝利です。
でも白身には良質なたんぱく質が含まれています。
卵の黄身だけ、白身だけといった食べ方でなく、
やはり卵丸ごと1個、一緒に食べるのが理想です。
バランスよく、さまざまな栄養を摂ってくださいね。
卵の黄身が濃いほうが栄養価が高い?
卵の黄身が濃いと栄養がありそうと思いませんか?
オレンジ色のような黄身は、見るからに味が濃厚で、
栄養もぎゅっと、凝縮しているような気がしますよね。
実は、黄身の色の濃さと栄養価は関係ありません。
黄身の色は鶏が何を食べたかによって変わるのです。
たとえば、鶏がパプリカやトウモロコシなどを多く食べると、
自然と黄身の色は濃くなり、オレンジ色に近づきます。
黄身が濃いからといって、栄養価が高いわけではないのです。
とはいえ、黄身の濃い卵は食欲をそそりますし、
卵焼きを作っても、鮮やかに美しく仕上がります。
ゆで卵を割ったときにも、オレンジ色だとおいしそうです。
お子さんのお弁当に入れるときにも、
鮮やかな黄身だと、お弁当全体が華やかになるので、
黄身の濃い卵を選ぶと、ご家族皆さんが喜びそうですね。
ただし、黄身の濃い卵には注意したいものもあります。
市販の中には、鶏が毎日食べる飼料に着色料を混ぜ、
人工的に黄身を濃くしている卵もあるためです。
黄身の濃い卵を選ぶときは、無添加の飼料を食べているのか、
確認してから買うようにすると安心ですね。
卵の栄養、加熱するとどうなる?
卵の栄養というと、加熱の影響を気にする方も多いことでしょう。
生でも食べられますが、やはり多いのは加熱する調理法です。
加熱すると、黄身や白身の栄養はどうなるのでしょうか。
栄養が損なわれてしまうことはあるのでしょうか。
結論から言えば、加熱してもそう栄養価は変わりません。
熱に弱いビタミンB群やたんぱく質量は、やや減りますが、
ほぼ影響ありません。安心して加熱して召し上がってください。
ただし、加熱することで消化のしやすさは変わります。
最も消化にいいのが半熟のゆで卵。たとえば、夜食の際など、
胃に負担をかけたくないなら、半熟ゆで卵を食べるといいですね。
ゆで卵だけだと物足りないという場合は、
温泉卵をうどんのトッピングにするのもおすすめです。
栄養満点の野菜サラダと一緒に!
卵は完全栄養食とも呼ばれるほど、栄養豊富な食品です。
たんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルなどを幅広く含み、
私たちの健康づくりに活躍してくれます。
ただし、ビタミンCと食物繊維は含まれていませんので、
他の食品から摂るようにしてくださいね。
たとえば、キャベツやブロッコリー、パプリカなどは、
ビタミンCと食物繊維がたっぷり含まれる野菜です。
これらの野菜を使ったサラダにゆで卵を載せれば、
栄養バランスのとれたおいしい健康サラダになります。
かつて、卵はコレステロールが多く摂りすぎは良くない、
と言われていました。実は現在では事情が変わっています。
健康体であれば食品からコレステロールを摂取しても大丈夫、
身体への悪影響は認められないという考え方が主流です。
※高コレステロール血症の方は過剰摂取に注意が必要
卵は和洋中どんな料理にでも使えて便利ですし、
シンプルな調理でも立派な一品になります。たとえば、
高野豆腐を使った卵とじやトマトと卵の炒め物の料理など、
常備食材と合わせるだけですぐにもう一品を用意できますね。
簡単おいしい卵料理でぜひ卵の栄養をたっぷり摂ってください。
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