みなさん、こんにちは!
卵のネット販売の店長をしております、岩と申します。
皆さん購入した卵はどのように保存しておられますか?
きっと大半の方が冷蔵庫に入れると答えることでしょう。
でも、実際にスーパーの卵売場を思い浮かべてみると、
冷蔵ケースに入っていることは、あまりありません。
ほとんどの場合、常温の状態で卵が並んでいます。
それなら卵は常温保存でも問題ないのでしょうか?
結論から言えばやはり冷蔵保存がベターです。
卵は生ものですから菌の繁殖を防ぐには低温管理が理想。
気温が高い夏はもちろんのこと秋冬も冷蔵庫に入れ、
10℃以下に保って管理することをおすすめします。
ここで浮かぶ疑問がスーパーの卵売場はなぜ?
本来、冷やしたほうがいい卵なのでどうして、
常温の状態で売っているのか気になりますよね。
その理由は結露による傷みを防ぐため。
スーパーの店内で冷やしていた卵を購入し、
常温で自宅まで持ち帰ると大きな気温差が生じます。
すると結露が発生し卵が傷みやすくなるのです。
結露ができると卵が傷むのは卵の殻に穴があるから。
小さすぎて私たちの目にはしっかりと見えませんが、
卵の殻には気孔と呼ばれる穴が開いています。
その数はなんと、7000~17000個!
結露ができると空気中の雑菌が気孔を通じて、
卵の中に入り込みやすくなってしまうのです。
品質を保つためにもぜひ冷蔵庫で保存してください。
どうしても冷蔵庫に入りきらないという場合は、
風通しが良く、なるべく涼しい場所で保管し、
賞味期限より早めにお召し上がりください。
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